振り返りのコツ:モチベーションカーブ
みなさんの過去を振り返り、その時々のモチベーションの高さ(興奮・ときめき)や低さ(落胆)を曲線で表してみましょう。
その時、なぜモチベーションが高かったのか、なぜ低かったのかをみなさん一人ひとりの価値観と照らし合わせて分析してみましょう。
グラフにすることで、きっと今まで見えなかったのが見えてきますよ。
みなさんの年齢や過去の大きな出来事を横軸とします。その時々のモチベーションを縦軸として、曲線の揺れでご自身の内面を可視化します。
自分の内面を客観的に捉えやすくなり、自己理解を深めることに役立ちます。
さらに、なぜ高みに至ったのか、どん底に陥ったのかをご自身の価値観と合わせて分析してみましょう。モチベーションの源泉が何かが少しづつ見えてくるはずです。
「大学受験に失敗して、どん底まで落ち込みました。」
「なぜですか?」
「慶應に入ることが親の期待でもあったから。」
「慶應に合格することが価値観でしょうか?」
「ちょっと違うかな。親の価値観だから。私は、滑り止めで合格した中央大学の学生生活を満喫したから。」
「なぜですか?」
「素晴らしい教授とゼミに巡り合い、満足できる研究成果をあげることができたので、超満足です。・・・・そうか、誰の価値観なのかを見極めることが大切なんだ。」
みなさんの人生を俯瞰することができそうです。